私が真剣(マジ)になったらこのお遊びやめられるのか?

 生きていくためのお金を稼がないといけないので、週5日働いています。この4月から社会人3年目になりました。

 

 私は好きなことでも仕事になると途端にだるくなるタイプなので、就活では「好きなことを仕事に」なんてことは一切考えませんでした。私の就活の軸は「なるべく安定、家賃補助、私がちょっとサボってもなんとかなるくらいのデカさの会社」この3つ。この軸を見つけるまでにいろいろな規模の会社を見に行きました。できて3年以内のベンチャー企業から、日本で知らずに生きることなんて無理な規模の会社まで。

 

 就活で気づいたことですが、小さい会社、それこそベンチャー企業に入ったら、私の売り上げで会社の先行きが決まってしまうような状況に置かれることになります。「そんなの耐えらんね〜〜!www」そう考えていた私は、個人の能力を数のマジックで均等にならしてくれるくらいの大きさの、そこそこ安定した、家賃補助がある会社に無事入社することができました。

 

 軸通りの会社に入社して、まる2年経った今、仕事の全てがお遊びにしか見えなくて、たまに耐えられなくなります。これは私が仕事に「真剣」(と書いてマジと読む)に向き合っていないからなのでしょうか。

 例えば、本社の偉い人が来て今年度の方針などを話していくデカい会議。マジで話していること全てがどうでもいい。真面目な顔で適度に頷きながら、ずっと椅子の裏側を撫でています。

 例えば、来社した偉い方々が帰る時のエレベーターで、閉まる寸前まで深く深くお辞儀をするアレ。マジで意味わかんねー。あれやる時(お、『アレ』がくるぞ!)と思って、お辞儀しながら笑いが止まりません。

 例えば、たいして「どうにかしたい」なんて思ってもいないのに、月次会議で「この課題をどうにかして克服して、店舗の売り上げを上げたいです!」なんていけしゃあしゃあと言っている時。マジで思ったことないです。でも言った方が喜ばれるから言っちゃうんですよね。

 もう全部お遊びとしか思えなくて、その癖でかい仕事をしっかりとこなしている同期を見て一丁前に焦ったりしています。ダサいですね〜〜本当に。

 

 頑張れないなら頑張れないなりの開き直りを、同期を見て焦るのならその分の頑張りを。そのどちらかに身を振れればもっと楽なんでしょうけど、どっちにもなれないんですよね。

 上記の「お遊び感覚」も、私が頑張れないからその理由づけとして無理やり達観したように自分に言い聞かせているだけなのでしょうか。

 私が仕事に「真剣(マジ)」になれたら、この感覚は無くなるのでしょうか。それとも真面目な顔した上司も取引先もみんなみんな、心のどこかでお遊びだと思っているのでしょうか。

 

 仕事に対して自分はどうしたいのか、そろそろ身の振り方を考えなきゃね〜と思いつつ、ずっと後回しにしています。

 いつか、同じ会社の人じゃなくて、違う会社の人たちの仕事に対するスタンスを真面目に聞いてみたいなと思っています。Twitterで募集してみようかな?